楽天モバイルと言えば格安料金でお馴染みですよね。
データ容量3ギガから無制限で使うことができますが、そのデータ容量は海外ローミングも含まれています。
国内利用のように 無制限ではありませんが月間2ギガまで無料で使えます。さらにギガチャージをすれば1ギガ500円から追加も可能です。
今回は実際に韓国旅行で楽天モバイルの海外ローミングを利用してみた感想をまとめて紹介したいと思います。
【結論】楽天モバイルの海外ローミングは韓国で使える
結論からお伝えすると楽天モバイルの海外ローミングは韓国ソウルでも快適に利用できました。
海外ローミングとは日本で言うドコモやソフトバンク、auのような現地のキャリア回線に自動接続するという仕組みです。
韓国だとSKテレコムやKTなどのキャリア回線を利用できるようになっているみたいです。
今回はソウルの中心部で利用しましたが、総合的に言えば日本と同じように快適に利用できました。
1泊2日の弾丸旅行は0.8GBで済んだ
1日目の午前中着、2日の夕方帰国便で実滞在時間で17時間利用したところ、残り1.2GB残りました。
実際に使ったデータ容量は0.8GBということです。
画像や動画のアップロードは割りデータ容量をくうので、不安でしたが全然大丈夫でした。
2泊3日の韓国旅行では2GB使い切り
2泊3日の旅行で楽天モバイルの海外ローミングを利用したところ、帰りのバスで容量がなくなりました。
韓国のリムジンバスにはWiFi完備のものもあるので、それを利用していたら使い切らずに済んだかもしれません。
私は滞在中かなりマップのGPSで現在地を確認したり、KTXという新幹線のようなものを予約したりしてました。(完売していたので、空きが出るまでめっちゃリロードしていました)
なので、普通に使っているよりもギガの消費が激しかった気がします。おそらく普通に2泊3日の旅行をするのであれば、2GBでも十分でしょう。
楽天モバイルの海外ローミングのメリット・良かった点
追加料金がかからない
楽天モバイルは以下の料金で利用できます。
容量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GBまで | 1,078円(税込) |
〜20GBまで | 2,178円(税込) |
20GB〜 ※無制限 | 3,278円(税込) |
元々の料金が安いだけではなく、月に2GBまでなら追加料金もかかりません。
※一部エリアでは対応していない場合があるため注意が必要ですが、韓国は対応エリアですのでご安心ください。
上記は1GBでできることですが、実際に使った感じは2日3日であれば無料2GBの範囲内でいけそうな感じでした。
容量が大きい画像や動画をアップロードしたりダウンロードするのはちょっと容量を使います。
できればお店やホテルに着いた時にフリーWiFiを使ってまとめて作業するのがおすすめ!
基本的に地図アプリを使ったり、友達との連絡などテキストベースのやりとりしたりするくらいなら、1GBでも回数気にせず利用できるくらい余裕があるよ!
容量超過しても1GB500円〜チャージできる
万が一データ容量が超えてしまっても1GB500円からチャージできます。
チャージする際には、ネット環境が必要なので、容量が無くなりそうになったら予めチャージしましょう。
完全に容量を使い切ったとしても、近所のカフェなどに入ってフリーWiFiを使ってチャージする方法もあります。
なお、スマホプランのRakuten最強プランを利用していれば問題ありませんが、データタイプを利用している場合は対象外です。
WiFiを借りなくて良い
なにより1番のメリットは、WiFiの手配をしなくて良い点です。
レンタル料金がかからないという金銭的なメリットはもちろんですが、WiFiを持ち運ぶのは邪魔だし面倒ですよね。
日本で借りるにしろ、韓国で借りるにしろ、レンタルの手続きも一苦労。紛失に備えて保険に入れば、1日千円くらいかかります。
しかも、充電が切れたら使えなくなるので、今まではWiFiの充電も考慮して大容量のモバイルバッテリーを用意していました。
しかし、楽天モバイルならWiFiいらず&SIMの設定も不要で、普段使っているスマホをそのまま海外で利用できるのが、最大のメリットと言えるでしょう。
楽天モバイルの海外ローミングのデメリット・悪かった点
5Gは使えない
対応エリアは利用する機種によって異なりますが、たとえば「Apple/iPhone 14」「楽天オリジナル/Rakuten Hand 5G」「Google/Pixel 6」の対応回線を確認したところ、5Gは非対応となっていました。
日本にもあるクラウドSIMと同じような仕組みで、現地のキャリアの一部回線を借りているような感じです。
ソウル市内であれば4Gが繋がるので基本的には速度面での不便さは感じませんが、郊外や田舎に行くと3G・2G回線になる可能性もあるということを覚えておきましょう。
国内のように無制限ではない
楽天モバイルは、日本国内であればパートナー回線のau回線も無制限で利用できますが、海外パートナー回線は2GBまでの制限があります。
2GBを超過すると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
128kbpsってどれくらいの速度?ってなりますよね。
基本的には、テキストメールのやりとりくらいしかできないと思ってください。
LINEのメッセージを送れる程度で、音声通話はギリギリかもしれません。マップの表示は遅いけど開けない程ではないはず。
ただし、動画を読み込んだり送ったりするのは厳しいです。
データ容量を追加したい場合は、my 楽天モバイルから500円(不課税)/1GBでデータチャージ可能です。
自分で接続回線を選べない
海外ローミングは、自動で回線が切り替わるので、自分で利用したい回線を選べるわけではありません。
基本的には現地の最適な回線に繋がるので、気にする必要はないでしょう。
楽天モバイルの海外ローミングの評判・口コミは?
楽天モバイルの海外ローミングについてよくある質問
- Q楽天モバイルの海外ローミングを使い切ったらどうなる?
- A
楽天モバイルでは、月に2GBまで海外ローミングが利用できますが、データ容量を使い切ってしまうと、通信速度が低下します。
制限時の速度は最大128kbpsなので、LINEやメールなどでのテキストメッセージのやりとりが何とかできる程度です。
なお、容量超過後は1GBあたり500円(不課税)のデータチャージにて、高速通信が利用できるようにすることもできます。
- Q楽天モバイルで韓国に電話するといくらかかりますか?
- A
楽天モバイルは、楽天の通話アプリ「Rakuten Link」とOS標準の通話アプリがあり、それぞれ通話料金が異なります。
- 「Rakuten Link」の場合:57円/30秒
- OS標準の通話アプリの場合:
- 《着信》95円/分
- 《発信》滞在先の電話番号:50円/分
- 《発信》日本の電話番号:190円/分
- 《発信》日本の電話番号:265円/分
この料金を見ると韓国国内から韓国国内の電話番号にかける場合以外は、全て「Rakuten Link」を利用した方が安く済みます。
- Q楽天モバイルを韓国で使うときの注意点は?
- A
楽天モバイルを韓国で使う場合の注意点は、韓国に限らず月に2GBまでの制限がある点です。
ネットを使いすぎると通信速度が制限されてしまいます。
マップや乗り換え案内などを利用している時に容量を使い切ってしまうと行き先がわからなくなってしまうので、できるだけフリーWiFiなどを活用して、データ消費量を節約しましょう。
なお、自分が使ったデータ容量は「my 楽天モバイル」アプリ>「海外ローミングエリアご利用分」から確認できます。
楽天モバイルの海外ローミングを使った感想
楽天モバイルは以前は「繋がらない」「使い物にならない」という口コミが多かったですが、日本国内でも着々と基地局を増やしていて、通信環境がかなり改善されています。
実際に、以前はつながりにくかった電車内や地下などでも普通に使えるようになりました。
実際に使うまでの「海外ローミングではどうなの?」と不安はあったものの、日本国内とほとんど変わらない感覚で利用できました。
※多少電車で途切れる感じはありましたが、そこまで気になりません。
月に1回、2泊3日の韓国旅行をするという方なら、かなり最高じゃないかなとおもいます!(超オタク向け!)
中長期滞在なら楽天モバイルよりahamoを検討しよう
月に2GBじゃ足りないという場合は、月20GBまで海外ローミングが使えるahamoの方がいいでしょう。
ahamoは月20GBの容量全てが海外ローミングの対象なので、20GB全てが海外の利用でも、月額料金が変わりません。
容量を80GB増やせる大盛りプランは海外ローミングには利用できないなど注意点がありますので、詳しく知りたい方はahamoの海外利用についてまとめた記事をご確認ください。
コメント